向科学技術振興財団について
ご挨拶
当、向科学技術振興財団は1998年3月に「財団法人」として助成事業を開始しました。2011年9月に「一般財団法人」として再スタートを切り、10年の月日が経とうとしています。事業の継続に関しては多くの皆さまに多大な支援を頂き、この場を借りてお礼を申し上げます。
この23年間で日本のみならず世界の状況は強烈なスピードで変化しています。当、財団の基本理念である「物質の分離技術に関する分野における素材、技術の基礎的研究」への助成に関しても年々研究課題が進歩しています。特に最近の全世界でのカーボンニュートラル、SDG’s等への取り組みにおいても、より画期的な科学技術の基礎研究が不可欠です。今後も、わが国のみならず、世界の科学技術の発展に寄与出来る様、努力していく所存です。
皆さまには今後共、変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。
令和3年7月 理事長 向 恭男
設立の趣意
資源の乏しいわが国が戦後高度の産業経済の発展を遂げたのは、海外からの活発な先進科学技術の導入とその科学技術の改良又は応用による優れた科学技術を研究開発したことが原動力になっております。しかしながら先進国へと飛躍した現在は自らが先端技術を研究開発して世界をリードして行かなければなりませんが、わが国の独創的先端科学技術の源泉となる基礎研究の水準は欧米に立ち遅れております。
当財団の設立者である 向 海男 氏はこの現状を憂い、同氏の拠出金により一般財団法人向科学技術振興財団を設立しました。同財団では主として濾過材料等の素材を対象としてその基礎的研究に対して助成し、また国際交流を推進して知識の普及啓発を図る等により科学技術の発展に貢献し、もってわが国の産業経済の発展に寄与せんとするものであります。
財団概要
名称
一般財団法人 向科学技術振興財団
英文名 Mukai Science and Technology Foundation
所在地
〒170-0005
東京都豊島区南大塚3丁目52番10号 今井第5ビル 5F
TEL:03-3971-4510
FAX:03-5956-5215
理事長
向 恭男
設立年月日
2011年9月1日
目的
物質の分離技術の分野における素材、技法等の基礎的研究及び国際交流に対し助成を行い、またその知識の普及を図り、もって国民経済の発展に寄与することを目的とする。
事業内容
- 物質の分離技術の分野における素材、技法等の基礎的研究に対する助成事業
- 物質の分離技術の分野における素材、技法等の研究に係る国際交流等、研究者交流に対する助成事業
- 物質の分離技術の分野における素材、技法等の啓発事業
- その他この法人の目的を達成するために必要な事業
基本財産
現金4.5億円
株式1,150万円相当
役員一覧
| 理事長 | 向 恭男 | 大生工業株式会社 代表取締役 |
| 理事 | 中島 啓幾 | 早稲田大学 名誉教授 |
| 棚木 敏幸 | 棚木技術士事務所 | |
| 石原 一彦 | 東京大学 名誉教授 | |
| 青木 克巳 | 東海大学 名誉教授 | |
| 伊藤 慎一郎 | 前 工学院大学 学長 | |
| 岩森 暁 | 東海大学 教授 | |
| 監事 | 尾尻 哲洋 | 税理士/辻・本郷税理士法人 特別顧問 |
| 大木 則男 | 大生工業株式会社 取締役 | |
| 評議員 | 国眼 孝雄 | 東京農工大学 名誉教授 |
| 尾崎 政雄 | 株式会社OMランドマネジメント 代表取締役社長 | |
| 森 実 | 株式会社森京介建築事務所 代表取締役 | |
| 長瀬 裕 | 元 東海大学工学部応用化学科 教授 | |
| 榎戸 英治 | 東理システム株式会社 代表取締役 | |
| 向 晃男 | 大生工業株式会社 顧問 | |
| 伊東 昭次 | 昭英化学株式会社 代表取締役 社長 |
選考委員一覧
| 選考委員 | 石原 一彦 | 東京大学 名誉教授 |
| 棚木 敏幸 | 棚木技術士事務所 | |
| 長瀬 裕 | 元 東海大学工学部応用化学科 教授 | |
| 落合 成行 | 東海大学 教授 | |
| 木村 啓志 | 東海大学 教授 | |
| 梅津 信二郎 | 早稲田大学 教授 |
事業状況
| 年度 | 決算報告書 |
|---|---|
| 令和6年度 | 決算報告書(PDF) |
| 令和5年度 | 決算報告書(PDF) |
| 令和4年度 | 決算報告書(PDF) |
| 令和3年度 | 決算報告書(PDF) |
| 令和2年度 | 決算報告書(PDF) |
| 平成31年度 | 決算報告書(PDF) |
| 平成30年度 | 決算報告書(PDF) |